正直不動産という漫画をご存知でしょうか
以前、当ブログでもご紹介をさせていただいたことがあります
不動産営業マンである主人公が、あることがきっかけで、嘘が言えなくなるという物語です
それまでは、嘘を並べて成績(契約)を上げていたのが、嘘が言えなくなり成績が下がってしまいます
しかし、それを営業スタイルとして確立し、お客様などから信頼を得ていくストーリーです
その最新刊が4月の中旬に発売され、本屋さんへ行ったら品切れだったので、予約し連休中に受け取ってきました
今回も、漫画なので多少大げさな部分もありますが、同業者の中にはドキリとする方が居るかもしれない内容でした
そのうちの一つで、担ボ物件というお話しです
担ボというのは、担当者ボーナスの略で、私がこの言葉を知ったのは20年以上前になります
要するに、通常の手数料の他、売主様から物件を売っていただいたらボーナスが出るというものです
このボーナスは、売主様が早く売りたいからというのも一つの理由ですが、高く売れたからその分還元するということでもあります
このやり方は必ずしもダメとは思いませんが、買主様のご希望と違うのに、その物件を勧めてくる営業マンがいるかもしれません
当社も事業として行っているので、売り上げを追及していかなければなりません
ですが、物件を探されているお客様に対して、ご希望条件とかけ離れた物件をご紹介することは、絶対にいたしません
なぜなら、それはお客様にとって無駄な時間であり、そして私にとっても無駄な時間となってしまうからです
とはいえ、まったくご希望条件と相違する物件を購入されるケースも、過去に何度もありました
ですから、まったく紹介しないのではなく「この点が、〇〇様のご希望とは相違しています」と、説明を付けるようにしています
あとがき部分で、このように説明文がありました
やたら営業マンが熱心でいろいろメリットを強調してくる物件には、仲介メリットがあるんだろうという判断が必要になる
そのような場合は、逆に聞いてみたらどうだろう
「そこまでいい物件なら、あなた、あるいはあなたの身内に紹介したらいいんじゃないですか?
何で私にそこまで熱心になるのか、教えてくれませんか?」と
このようなことを営業マンにお伝えするのは難しいと思ったら、ぜひ当社へご相談してみてください
ご相談いただいても、当社からの積極的な営業は一切いたしません
不安などありましたら、匿名でもご相談は承っておりますので、お気軽にご連絡をください