日々、時が経つのは早いと感じませんが、振り返ってみると、今年も3月に入って9日が経ちました
春が待ち遠しく思っていましたが、もうあと数週間ですね
さて、先日ご売却の依頼を受けた物件のご契約を締結させていただきました
その物件の売主様は、相続で譲り受け、ご自身の生活拠点があるため、住むことが無いというのがご売却理由でした
ご依頼をいただいた際、まず相場を調べて、査定価格をお伝えしました
その金額をご確認いただき、提示価格での売り出しをいただいたので、すぐに販売活動を始めました
売主様は、今は住んでいないが、過去何十年と住んでいたので、本当に気に入った方に買っていただきたいというご希望がありました
少しでも高く売れるに越したことはないが、それよりも大切に使って住んでくれる方が良いとのことです
実は、このようなお考えの売主様って、意外と多いです
特に中古物件に関しては、営利目的の不動産業者でも、そのように仰る売主様も、過去に何件か出会っています
買主様は、できる限り安く買いたいと思うのは、当然のことです
それは十分理解できるので、お値段交渉が入った際は、値引き希望額の大小にかかわらず売主様へお伝えします
ただし、お値引きをご希望される際に、当社はその理由をお聞きするようにしています
その理由が、とても気に入っているが、予算がどうしても届かない等でしたら、当社としても売主様へお伝えしやすいです
売主様には、お値引きの額が大きすぎて、断られる場合もあります
とはいえ、気に入ったポイントを具体的にお聞きしていれば、値引きの理由を明確にお伝えできます
逆に、単に安く買いたいからという理由だけで、お値引き交渉をされてくる方もいらっしゃいます
売主様が、早く手放したいと考え、ご売却の最低ラインを予め決めていたら、それで購入できることもあります
ただ、大切に使ってくれる方に売りたいとお考えの方には、交渉が通らないことがあります
以前、建物を取り壊して新たに家を建てるために購入希望という方がおられましたが、その時は売主様にご売却を断られてしまいました
円滑なお取引ができる様、当社のような仲介会社が居ります
大切に使ってくれる買主様に購入いただきたい場合は、予め販売を依頼する不動産会社へお伝えしておくことをお勧めいたします