先日、元同僚で同業でもある方と一緒に食事をしてきました
昔話は尽きませんが、話題のほとんどは現在の仕事についてでした
その時に出た話題の一つで、ご売却の依頼の際に査定価格の難しさについて、元同僚が語っていました
現在、一括査定サイトに登録していて、査定価格の依頼が来た際の対応のことです
一括査定サイトとは、ご自身が所有する不動産の査定を数社に一括で依頼できるサイトのことです
依頼をいただいて査定価格をお伝えすると、実際は売れない高い査定価格を他社が出してくるというのです
同僚の査定金額は、相場価格と少し強気のチャレンジ価格の2つを、提示しました
そのチャレンジ価格よりも1千万円近く高い金額を他社に出され、結局ご売却の依頼は無かったそうです
確かに、私も何も知らずに査定を依頼したら、高い金額を提示してくれた会社に依頼をすると思います
車や古着などは、持ち込むとその金額で買い取ってくれますので、同様の考えをしてしまうと思います
しかし、不動産の場合は、査定価格と買取価格はイコールではありません
ですが、そのようなことを知らない方が多いからか、売却依頼を受けるために、実際には売れないような査定金額を出す会社があるのです
もちろん、すべての不動産業者が、そのようなことを行っているわけではありません
ただ、不動産の査定のことを知らないと、今度は売却を依頼した不動産業者の言いなりになるしかないのです
適当な理由を付けて、当初の販売価格から、ドンドンと価格を下げていきます
納得がいかないと思っても、そんなものですよと不動産会社に言われてしまうと、仕方ないと思ってしまう方もいらっしゃいます
そして、価格交渉のあるお申込みが入り、このお客様を逃してしまうと、いつまで経っても売れませんよと言われるのです
最終的には、当初査定価格の7割前後の売却価格になってしまったというケースもあります
高い査定金額を出すことは、決して悪いことではありません
ただし、数社と比較して金額に差がありすぎる場合は、気を付けた方が良いでしょう
当社では、査定価格やご売却の方法などについて、セカンドオピニオンを無料にて行っています
不動産のご売却についてご相談したいと思ったら、匿名でも構いませんので、ぜひお気軽にご連絡ください