「アンガーマネジメント」という言葉をご存知でしょうか
「アンガーマネジメント」とは、怒りを上手にコントロールすることを言います
決して、怒ってはダメ、怒らないようにするということではありません
怒る必要のあることは上手に怒り、怒る必要のないことは怒らないようにするというものだそうです
先日、アンガーマネジメント講座を開催している、講師の方と知り合う機会をいただきました
その際に、6月6日の「アンガーマネジメントの日」にイベントを開催するのでと、お誘いを受けました
そして、本日オンラインでの講座を受講いたしました
内容は「カスタマーハラスメント」に関することです
カスタマーハラスメント(以下「カスハラ」)とは、顧客や取引先からの著しい迷惑行為のことです
よく耳にする「クレーム」とは相違すると、説明を受けました
例えば、「カスハラは要求が過大」であることに対して、「クレームは要求が妥当」とのことでした
1,000円の購入品が不良品だったからと、10,000円を要求するのはカスハラだと、例を挙げていました
当然ですが、販売した商品が不良品だったら、お店はお客様に対して交換や返金等の対応をするべきです
それが、多額の金銭や長時間にわたる謝罪など、要求が過大になるとカスハラになるということです
カスハラ対策では、お客様の怒りを大きくさせないための、説明もしていました
「すること」「してはいけないこと」「しなくていいこと」というものがあるそうです
幸いにも、当社ではカスハラを受けたという経験がございません
ご対応させていただいた、お客様や取引先の方々は、良いお付き合いをさせていただいております
これからも、カスハラを受けないように営業を続けていきたいなと思いました
最後に、ハラスメントというのは連鎖するものだと仰っていました
お客様からのカスハラを、今度は自分がお客の立場で店員さんを、必要以上に怒るなどしてしまうことがあるそうです
その連鎖を自分で食い止めることが、連鎖を生まないことになるというものでした
統計では、カスハラを行うのは、40代以上の男性が圧倒的に多いと言っていました
私もその年代に入っていますので、加害者にならないよう気を付けなければならないと考えさせられる内容でもありました