2019年度中に新規に契約された火災保険のうち、地震保険もつけた世帯割合が全国平均で66.7%になったそうです
損害保険料率算出機構というところの調べから発表されたのですが、実に3分の2の方が付帯されています
地震保険というのは、ご存知の方も多いと思いますが、火災保険とセットで加入する保険となっています
地震保険のみ単独で加入することはできません
個人的には、この地震保険は入っておくべきだと考えています
地震保険料は、火災保険料と比べると、割高感を感じてしまいます
私自身、15年前に加入した時の保険料と比べると、現在では1.5倍もの金額になっていました
それでも、加入の必要性は感じたので、今年の9月に地震保険を継続しました
必要性というのは、地震が起きる可能性が高いからだけでなく、メリットを感じているからです
メリットの一つとして、まず、地震保険は災害が起きた後、保険金が支払われるのが早いです
地震保険は、調査員が被害にあった後、現地を確認します
認定基準が「全損(保険金額の100%)」「大半損(同60%)」「小半損(同30%)」「一部損(同5%)」と4段階のみです
ですので、保険金額が簡単に算出できるため、保険金を迅速に支払うことができます
もう一つが、公平性の高い保険だということです
地震保険は、保険会社へ保険料を支払いますが、補償は国もカバーしてくれます
火災保険は災害が起きた時、1件~数件の被害にとどまることが多いですが、地震災害は大規模な件数になる可能性があります
地震の大きさによっては、数百~数万件にも及ぶ可能性が十分に考えられます
莫大な保険金額の場合、保険会社だけで支払うことができない恐れがあるので、国がそのリスクをカバーすることになります
実は、火災保険というのは、保険会社によって支払われる保険金が変わってきます
もっと厳密にいうと、担当者によって、変わってくることがあります
火災保険は、地震保険と違って保険会社が保険金を支払うので、一般的に保険金をできるだけ支払いたくないと考えます
ですので、保険金を受け取ることができる内容でも、場合によっては支払わない理由をつけられ、受け取ることができないこともあるのです
その点、地震保険は先に述べた通り、公平性が高い保険なので、その可能性が考えにくい内容となっています
現在、火災保険に加入されている3分の2の方は、地震保険も付帯されているので、上記のことは不要なご説明かもしれません
ただし、半数以上の方は、火災保険や地震保険の請求はできないと思っているけど、実は請求をできることを知りません
当社では、保険の請求についてのお手伝いや専門家のご紹介もしております
もし、ご不安を感じるようであれば、ぜひ一度、当社までお気軽にご相談ください